パリ、シンガポール、マニラ、2022年10月31日:決済承認ソリューションのグローバルリーダーであるIngenicoは、決済主導の組み込みバンキングプラットフォームであるPremiseと提携し、フィリピン国内の現金主義的なマイクロマーチャントに統合デジタル決済ソリューションと金融サービスを提供すると発表しました
Ingenicoは、Premiseが推奨する決済端末プロバイダーとして、AXIUM DX8000を導入しています。Androidで動作するこの端末は、サードパーティーのソフトウェアを統合することで、小規模商店向けの電子決済を可能にします。また、Premiseは、高度な決済およびコマースサービスを管理し、端末に迅速かつ効率的に提供するためのクラウドベースのプラットフォームであるIngenicoのPPaaS(Payment Platform as a Service)と連携し、サービス提供の規模を拡大する予定です。
APAC地域で最も高い割合となる人口の65%が已然として銀行口座を持たないフィリピンでは、依然として現金が主流となります。そして、金融インフラにアクセスするための現実的な選択肢は、電話番号と有効なIDのみを必要とする、モバイルやデジタルウォレットのようなデジタル決済です。2020年には2,500万人近く*のフィリピン人がオンライン決済のためにモバイル・ウォレットを使用し、オフラインでの従来行動が活用できる大きな可能性を示しました。
導入後即時に利用できるPremiseのユニバーサル決済プラットフォームは決済端末、金融サービス能力、規制ライセンスを兼ね備えており、企業は銀行に依存せず決済ができるようになります。PremiseとIngenicoのパートナーシップは、オンライン顧客体験を模倣し、代替およびキャッシュレス決済手段を販売店のPOSに直接もたらすことにより、オムニチャネル決済受け入れプラットフォームを開くものです。
IngenicoとPremiseの技術提携と、現地の行動や既存のユーザー体験の深い理解により、マイクロビジネスのPOSは柔軟かつスムーズなソリューションで強化され、インフォーマルな経済の深部でキャッシュレス化を促進することができるようになりました。
シンガポール・フィンテック・フェスティバル2022(Singapore Fintech Festival 2022)第2ホールにあるインジェニコのブースで、プレミスが今回のパートナーシップ、零細事業主へのサポート、フィリピンにおけるキャッシュレス決済拡大などの体験について共有するのをお聴きいただけます。
Premiseは、自分の全てのプラットフォーム上の取引が、そのプラットフォームのレール内で、自分自身の銀行レベルの規制インフラを通して処理されれば、統合にかかる費用やあらゆる金融商品の複雑さは徐々に無くなるという事実に基づいて作られた、決済牽引型エンベデッド・バンキング・プラットフォームです。 これこそが人々が求めていた革新的なバンキングの土台であり、金融の未来がプレミスから始まる理由です。
PremiseはXPAY(Xpay.Worldwide Corporation)により次のコンプライアンスの維持などを行っています:PCI-DSS L1 v3.2.1、AML、KYC、データ・プライバシー、決済システムのオペレーター(Operator of a Payment System、フィリピン中央銀行、Philippine Central Bank)。XPAYはグローバル・インジェニコのチャネル・パートナー且つテクノロジー・パートナーであり、Visa、Mastercard、 JCB、AMEXのグローバル・ペイメント・ファシリテーター兼サード・パーティー・プロセッサーです。
Ingenicoは、決済承認ソリューションのグローバルリーダーです。加盟店、銀行、アクワイアラー、ISV、ペイメントアグリゲーター、フィンテックのお客様から信頼されるテクノロジーパートナーとして、ワールドクラスの端末、ソリューション、サービスは、決済承認のグローバルエコシステムを実現しています。45年の経験を持つインジェニコのアプローチと文化にはイノベーションが不可欠であり、世界中の商取引の進化を予測し、その形成に貢献する大規模で多様な専門家のコミュニティを刺激しています。Ingenicoでは、信頼とサステナビリティをすべての行動の中心に据えています。
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